ステンドグラスのホーム > 選ばれる理由 > ステンドグラスの歴史
古代ローマ時代には建物の窓に木枠を用いてガラスをはめ込んでいたものがあったとされるステンドグラスの歴史があります。
6世紀にはフランスのサン・マルタン教会の窓に色ガラスがはめられた歴史があります。
7世紀から8世紀にはモザイク芸術の影響を受け色ガラスの欠片を組み合わせたステンドグラスの原型といえるものが誕生していたようです。
中世、ヨーロッパで大変貴重で高価な色ガラスの製造をしておりました。その色ガラスで聖書の物語をガラス絵(ステンドグラス)にして教会の窓に取り付けました。
文字の読めない人々にガラス絵でキリストの教えを伝えたと言われます。
9世紀 ~12世紀 ロマネスク
ル・トロネ修道院(南仏プロヴァンス地方ヴァール県 ル・トロネ)
12世紀 ~15世紀 ゴシック
サント・シャペル教会
この教会ではパリ最古のステンドグラスを見ることができ「美しすぎるステンドグラスの教会」として、あまりにも有名。
他 ノートルダム大聖堂(パリ シテ島)
15世紀 ~16世紀 ルネサンス
サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂(イタリア フィレンツェ)
16世紀 ~18世紀 バロック
セント・ポール大聖堂 (イギリス ロンドン) ダイアナ妃が結婚式をされました。
他 ベルサイユ宮殿(イヴリーヌ県ヴェルサイユ)
18世紀 ~ 20世紀 ロココ
ザンクト・シュテファン教会(ドイツ プファルツ州 ラインラント マインツ)
「シャガール」が手がけたステンドグラス
サン・シェルピス教会堂(サン・シェルピス) アムシュタイン教会(オーストリア) サント・シャベル(パリ)
メッツ大聖堂(メッツ)ノートルダム大聖堂(シャルトル)
アール ヌーボー
19世紀末から20世紀にかけてヨーロッパを中心に始まった美術運動。
花や植物などのモチーフや自由曲線の組み合わせによる装飾性豊で、鉄やガラスといった当時の新素材の利用され、建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐にわたった装飾美術です。
アールデコ
アール・ヌーヴォーの時代に続き、ヨーロッパおよびアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に1910年代半ばから1930年代にかけて発展した装飾美術です。
幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持っています。
1960年にアメリカでスタジオ・グラス運動が起こりました。その影響で建築物が機能主義一辺倒から脱出します。光を通して(透過光)で表現するステンドグラスは、光の演出(デザイン)というテーマでインテリアとして見直されてきます。
(色の氾濫)とまで評されたアールヌーボー・アールデコ時の色彩の使用過多による(単なる光る壁面装飾)の歴史から建築空間の光の演出を真剣に考えるようになります。
聖マリアン教会(ドイツ) 証券取引所(アメリカ)
日本にステンドグラスが仕上がった状態で入ってきたのは、慶応元年(1865年)長崎大浦天主堂にカルメル会修道院から(十字架のキリスト)の像が贈られたのが古いとされている 。
明治に入って国家としての形式を急速に整えようとした明治政府は、多数の(お雇い外人)を雇うことにより西欧化しようとしました。
京都 都ホテル(1914年) 大阪市立中央公会堂(1918年) 国会議事堂(1920年~1936年) 名古屋市市制資料館(1922年)
アメリカ合衆国の宝飾デザイナー、ガラス工芸家、アート・ディレクター。アメリカにおけるアール・ヌーヴォーの第一人者として知られ、主にステンドグラスやモザイク加工のガラスランプの製作などにおける芸術家として名を馳せている。
アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナー。1925年、ヴィート大聖堂のステンドグラスを作ったという。ステンドグラスのデザイン画を多数残す。
20世紀前半に活躍したアメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの確立したステンドグラス には色を極度に制限した数多くのステンドグラスの作品があります。日本には、帝国ホテルの旧館など優れた作品が残されています。
バーンズドール邸(1917年) 帝国ホテル(1923年) ミラード邸(1923年)
3500年ほど前に、ヨーロッパで船乗りが砂浜でたき火をして身体を暖めていました。
近くに岩塩の袋があり、その岩塩がたき火の熱で溶けて砂と反応してガラスができたといわれています。
普及するようになったのは、紀元前1500年頃といわれています。その後エーゲ海、地中海沿岸の国々に広まっていきます。
ローマ帝国時代にはすでに透明な窓ガラスもできていたそうです。
1453年に東ローマ帝国滅亡すると、ガラス職人たちはベネチア共和国に移り、ベネチアングラスを作ります。
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